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妊婦のための居場所「ぴさら」の活動を振り返った冊子『若年妊婦のための居場所ぴさら〜3年間のあゆみ〜』を発行しました!

2020年6月に開設をした若年妊婦のための居場所「ぴさら」は、何らかの理由を抱え、安心して過ごせる居場所を失い、行政や福祉、医療機関にも繋がれないまま漂流している妊婦たちを受け入れています。

「ぴさら」では、日々の支援や運営において葛藤もたくさん生まれています。一方で、これまでの実践を通じて得た学びや知見も多くあります。

今回、この冊子の制作を通して内的に実践を振り返り、またその振り返りを社会に広く共有し、若年妊婦の居場所支援に関わる人たちのそれぞれの現場において活動の参考にしてもらえれば、との想いで冊子にまとめました。

「赤い羽根福祉基金」の助成により制作したこちらの冊子を、2023年9月4日(月)より頒布開始しますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。

※送料はご負担いただきます。
※数に限りがございますのでご了承ください。

【目次】
1章:日本の妊婦の現状
1.1 妊娠・中絶・子育てに関する費用・支援制度
1.2 若年妊婦と権利
1.3 日本におけるセクシュアル・リプロダクティプ・ヘルス&ライツの課題

2章:project HOME「ぴさら」について
2.1 ピッコラーレこれまでの取り組み
2.2 ぴさらの紹介
2.3 利用状況:ぴさらの利用状況に関するとりまとめ

3章:「ぴさら」利用者の分析及び支援内容
3.1 若年妊婦を取り巻く状態 - Bio・Psycho・Social分析 -
3.2 ぴさらで提供してきた支援内容
3.3「若年妊婦の自己決定が尊重される」居場所を作る要素

4章:「事例紹介」
事例① 児の幸せを願い特別養子縁組を決めたAさん
事例② 未成年で母親となったBさん
事例③ 迷いながら人工妊娠中絶をすることを決断したCさん

終わりに
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